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<ネット作法>「8.6秒バズーカーは反日」説にみる炎上の原理 山本一郎

[画像]アスリート為末大さんのツイッター。「才能無い奴はいくら努力しても成功しない」と発言したとして、ネット上で叩かれ、おおいに炎上。しかし、「実際に書いた内容はまったく趣の違ったものだった」と山本一郎氏は指摘する。

ネット上ではたびたび根拠不明の情報を元に炎上するという問題が多々発生して、繰り返し騒ぎになっています。

「ネットで叩かれやすい人」や「ネット住民を逆なでしやすいキーワード」というのが存在します。ハードル競技で著名なアスリート為末大さんは、メディアで「才能無い奴はいくら努力しても成功しない」や「誰かを貶しめても自分の人生は変わらない」などと発言したとして、ネット上で叩かれ、おおいに炎上しました。しかしながら、為末さんが実際に喋ったり書いたりした内容はまったく趣の違ったものでした。炎上した内容は誰かが為末さんの発言を「意訳」し、炎上しやすいように内容を微妙に加工したものです。

「スマホやめますか、信大生やめますか」と入学式で信州大学学長の山沢清人さんが講演して、炎上した事例もありますが、どれも「それが真意であると批判者本人が確認できたわけでもないのに、ソースに当たらず脊髄反射で批判、批難する」というパターンです。発言した中身を調べて、全文を読めばその真意が良く分かり、決して非常識なことや不穏当なことを述べているわけではありません。にもかかわらず、センセーショナルな見出しに一部分だけを刈り取られ、それを見たネット利用者の逆鱗に触れて炎上する、という図式はいまも昔も変わらないのです。

感情的なリアクションが溜まっていくと、いつしかそれが事実のようにネット上で取り扱われ、詳しく事情を知らない人にまでそれが伝わって、誤解が一人歩きしてしまうことが往々にしてある、ということです。

ネット住民の嫉妬・羨望と脊髄反射による誤解に基づく正義感の発露というのは、飽きるほど繰り返されてきました。これはもう、社会としての摂理というか、人間の性(さが)としか言いようが無いのかもしれません。

とあるマスコミ関係者が、言われなき誹謗中傷で悩んで対策を実施した内容が教訓的です。炎上しているさなかでは数百人、数千人を相手に戦うような無謀を感じたようですが、蓋を開けてみると2ちゃんねるで騒いでいるのはせいぜい十数人、まとめサイトなどで定期的にありもしない疑惑をかきたてているのはわずか3人に過ぎませんでした。告訴されたまとめサイトの管理人は、うその話題が広がることが面白かっただけで、本人にこれといった恨みは無かったと言います。その3人も、結局は面識のない40代独身のサラリーマン、40代主婦と、30代の無職男性でした。おのおの、百万円に満たない和解金を支払ってサイトが閉鎖されています。

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ネットの実態というのは、まだまだ試運転状態だと思う

様々な欠陥欠点や機能不全が発見され、それらを、ひとつひとつ

改善する対策が必要だと思う

そして、ネットというのはユーザーひとり一人の参加によって

完成する有機的なシステムなので、ユーザー自身の妥当な理解と参加が

不可欠であり、今日の問題の根底には、ユーザー自身の不理解や認識不足が

大きいと思う

このネット炎上という問題は、ネットプログラムというコンピュータシステムでの

問題解決よりもネットユーザーの意識改革が不可欠だ

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季節の変わり目や日々の生活にアクセントをつける記念日があります

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ひな祭り、卒業式、入学式、端午の節句、結婚記念日、七五三・・・

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