いま、呉にいる・・・呉に住んでる
昭和レトロな街並みが気に入って、そして海と山の対比が奇麗だった
ので住むことにした
昭和レトロな街には、いまでも昭和レトロな店が街の中心街に並び
細々とでも営業してる。もちろん閉まったままのシャッターも多いが
それでも、たとえば餅屋など、いまどき、どこにもないが呉にはある
乾物屋とか荒物屋に映画三丁目の夕日にでてきたような八百屋や果物屋
や薬屋などなどが街の中心部に並んでいる
保守的な街で余所者を入れない排他性があると聞くが
そんな単語ならどこにでも転がってるが、昭和レトロの店が
いまでも中心部にあり営業を続けているというのは
街の人たちが昨今の流行の郊外型スーパー大型店など見向きもせずに
昔なじみの店で買い続けているという実に素敵な光景が広がっている
ということだ
20年~30年前に東京のあちこちで聞かれた怒号は~
大型店の出店を規制しろ!商店街の商店主の死活問題だ・・・
でも、これは行政の権力の問題じゃなく地元住民がどちらを
選択するかの地元民の意思の問題だ
日本全国で小型商店の閉鎖休業が相次ぐ中で
なんと呉には流行の大型店もなければ流行の新店舗もない
昭和レトロな民家も多い~今風でいえば粗末というか
昭和風情の質素な井手達の町人も多い
毎日、車で走り回ってると~人々の表情も見えてくる
昭和レトロな街には昭和風情の仕草や表情が多く見えてくる
僕の過去を振り返ると小学校の高学年から中学校の時代の
町並みを見てるような雰囲気が漂う
すると人々の仕草や動きに「夢」が見える!
昭和のその時代、僕たちは貧しさや不便さよりも将来の夢を
見ていた~夢を追いかけていた
そんな夢が見える・・・環境が人間をつくるというが
昭和レトロな街並みは昭和の夢を作っているのだろうか?
ただし~それだけではない
呉は海軍の街・・・いまだに、その名残がどことなく匂っている
それは権力に逆らうのを、どこかで恐れている
ここでは行政がお役人面で威張っている
もちろん他との比較対象上の文言だけど
権力に従順な分だけ、どこかに僻み根性も多分に見える
今日の政治行政が日本人から夢を奪った・・・と思っていたが
呉には昭和の時代に日本人が持っていた夢を持っている
三丁目の夕日の時代に持っていた夢は大阪万博へと続き
その後の日本の躍進へと飛び跳ね~そしてバブルとともに
消え去った
呉の街が持つ夢を日本全国に拡散できるといいなぁ~と思う
#昭和レトロ #三丁目の夕日 #夢 #仕草
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