top of page

小江戸物語(ブログ)

江戸時代は何と言っても凄すぎる! これから世界が向かおうとしてるエコ社会(循環型社会)を既に実践してた!!

  • studioshowinfo
  • 2017年7月17日
  • 読了時間: 5分

江戸時代は徹底したエコ社会!どんな不用品もリサイクルした職人たちが渋すぎる

(リサイクル&再利用を可能にした驚きの15職業)

今日に比べて物不足という現実もあるが

それ以上に町民たちの意識の高さ(もったいない精神)と

意識を支える職人の技術+物流のシステムの整備がある

ゴミがなく綺麗

江戸を訪れた外国人たちは町の清潔さにたいへん驚いた

というのは有名な話し

どんなものでも修理した!腕利きの修理職人たち

欠けたり割れてしまった陶磁器は任せとけ。接着剤には白玉粉(!)を使い、再び焼いてくっつければなんの問題もなし。江戸の食卓をばっちり支えた頼れる存在。

布が貴重だった江戸時代。古着屋は新品が買えない庶民にとって欠かせない存在。 江戸時代中期には3,000人を超える古着屋がいたとも。そのメッカは柳原堤(いまの秋葉原〜浅草橋あたりの神田川土手)。拡大してみると、古着屋が古着を売っています。

蝋燭を燃やした時に溶けた蝋を買い集め、それを新しい蝋燭に鮮やかに生まれ変わらせるいぶし銀の再生屋。 絵は遊郭の一室。蝋燭の灯が赤々と燃えています。蝋燭は高級品だったため、蝋燭を使うのは武家や大店、料亭、遊郭など一部の人々で、庶民は魚油(ぎょゆ)を使うか、暗くなったら寝ました。

羅宇とは煙管(きせる)竹管部分のこと。この羅宇に詰まったヤニを掃除したり新品と交換するなど、嗜好品すら使い捨てしないエコ社会の申し子。江戸では背負子(しょいこ)姿、上方では天秤棒で営業。

使用済みの紙や古い帳面、また古着やくず鉄なども買い集め古紙問屋に売る「紙くず買い」。道端に落ちている紙くずを拾い集め古紙問屋に売る「紙くず拾い」。古紙再生という、エコの王道を突き進む強力コンビ。

回収された古紙は汚れ具合によって選別され、漉き返され再生紙として生まれ変わります。再生紙は安かったのでトイレットペーパー(落とし紙)として使われました。

提灯の紙が破れたら新しく張り替えてくれるのだが、さらに屋号なども書き入れてくれるマルチプレイヤー。もちろん達筆でないと務まらない。

排泄物は良質な肥料であり貴重な資源です。そのため、江戸近郊の農民などは近隣の人糞を買い取ったり、野菜と交換したりしました。 絵の右が、排泄物と大根を交換する行商人。ひどい臭いにもめげずに無限リサイクル・ループを描く脅威の合理主義っぷりは、エコ職人たちからも一目置かれた。

鋳物製品の修理・修繕を行う職人。一家に欠かせない家財道具であり貴重品だった鍋や釜。穴が空いた鍋を持ってこられても諦めずにリサイクルした腕は一級品。明治・大正時代になっても活躍した息の長さは驚異的。

江戸時代における灰は農業用肥料/洗剤/染料/アク抜き/傷薬として活躍したオールラウンダー。灰買い業者は長屋や商家などを回ってとにかく灰を買いまくった。そのスタミナはまさに底なし。

古くなった傘を下取りし、紙の張り替えや骨の削り直しをして新品同然に再生させる腕前は特筆に価する。 傘は江戸時代でも主要な雨具でした。。傘張りの仕事は時代劇ドラマなどでは浪人の内職の定番。ちなみに、はがした傘の紙も防水性があったため魚や味噌を包む包装紙などに、折れた骨は燃料として再利用するという徹底っぷり。

おなじ履物のひとつである下駄の修理をする職人。ただし、雪駄直しと下駄直しの職業を一緒にされちゃ困る。あれこれ手を出さず、誇りをもって下駄の歯の交換を行った。

雪駄や草履(ぞうり)などの履物の修理をする職人。「でえい、でえい」と大声で叫び回っていましたが、これは「手入れ」がなまったもの。

切れ味の悪くなった刃物を研ぐ「研ぎ屋」、壊れた錠前を修理する「錠前直し」、磨り減った石臼の目を立て直す「臼の目立て」、算盤(そろばん)の修理や交換を行う「算盤直し」などなど、あらゆるものを修理してくれる職人が江戸の町にあふれていました。

***********

結局は、このような循環型の社会が形成されたことと

他人を思いやる粋な相互扶助的社会が繫栄していたこと

とは不可分な関係があるんですね

今日の日本が目指すべきは

そんな江戸の社会に戻すことじゃないでしょうか?

***********

江戸時代の町民文化を探ろうというのが

江戸町プロジェクトです

このブログなどで江戸の町民文化に関する

情報をUPしながら、江戸情緒を数多く残す

諏訪などの地域で関連イベントを順次開催

していきます

いま、お手伝いいただける人々の募集を

開始しました・・・

初期登録スタッフ募集説明会

江戸町プロジェクトではただ今、初期登録スタッフの募集を

開始しました

江戸町プロジェクトは

1)江戸の町民文化をご一緒に探索しよう

2)江戸時代の風情を残す諏訪や木曽路などで

  様々なイベントを開催しご一緒に江戸風情を

  楽しもう

というプロジェクトです

登録スタッフには、その都度に、お仕事の案内を

お知らせします。登録料は永久無料です。

失われた日本の文化と歴史を取り戻そう! 江戸時代は今いわれるような身分社会でもなければ 恐怖支配でもなかった 欧米よりも早く開花した町民(市民)文化の社会で 自由気ままに人生を社会を楽しんでいた 金、金、金の現代社会から悪魔に売り飛ばした 魂を取り戻そう! 賛成と思ったら、facebookページに いいね!を押してフォローしよう

 
 
 

Comments


新着イベント
bottom of page